ブレードの先端が鋭利になった「笹刃型」モデルの折込みナイフです。
安来白紙鋼割込で造られた肥後守ナイフは切れ味・耐久性共に大変すぐれており、割込構造となっているので全鋼構造と比べて割れや折れに強いのが特徴です。
両刃なので右利き左利きどちらでも使用できます。
鞘表に『肥後守定駒』の刻印が入っており、伝統の重みと作者の思いが感じられます。
柄(ハンドル)の後部には穴が空いており、紐などを通すことが可能です。

肥後守は、明治27年創業の永尾駒製作所の製造販売する、ロック機構を持たない国産ナイフです。肥後と言っても、熊本県（肥後国）で生産されているわけではなく、兵庫県三木で生産されています。日本では珍しい折りたたみ式のナイフは、替刃式のカッターナイフのなかった時代、日本に広く普及していました。材料は安来鋼青紙などで安く切れ味抜群で携帯にも便利な手造り鍛造です。

【商品説明】
■商品名：肥後守ナイフ笹刃型 白紙割込　黒鞘
■長さ：180mm
■刃厚：3.2mm
■刃長：80mm
■重量：54g